ケーブルTVで映画を楽しむ「イット・カムズ・アット・ナイト」
ある夜、一家の元に恐れていた来訪者がやってくる。感染者かと思われたその男はウィルと名乗り、妻キムと小さな息子アンドリューがいること、水を手に入れるために人気のなさそうなポールの家に侵入したことを打ち明けるのだった。一触即発の雰囲気の中、ウィルは自分たちには十分な食糧があるから水と交換をしてくれないか、と交渉を持ちかける。食糧が欲しいポールはその交渉をのみ、ウィルの指示のもと、80キロ先の廃屋に身を潜めるというウィルの家族のもとへと車を走らせるのだった。数日後、ポールがウィル一家を引き連れて帰ってきた。迎え入れられた新しい家族とともに、初めて一つのテーブルを囲んだ夜、ポールはこの家のルールを話し始める。それは夜来る“それ”の感染を防ぐために「夜、入口の赤いドアは常にロックする」こと。この決まりに従うことを条件に、彼らを受け入れることにしたのだ。父ポールの支配下で、家族だけの暮らしを続けてきたトラヴィスにとって、新しい家族、とりわけウィルの若い妻キムの存在はなかなか刺激的で、家の雰囲気も少しずつ変わっていった。交流が増えるにつれ、互いに心を開き、上手く回り始めたかに見えた集団生活だったが、ある夜、赤いドアが開け放たれていたことが発覚。誰かが感染したことを疑うも、今度はポール一家の犬が何者かによる外傷を負って発見され、さらにはある人物が不可解な発言を口走る…“それ”の正体とは一体何なのか?疑心暗鬼に陥った彼らは、予想だにしない結末へと突き進んでいく―(公式サイトストーリーより抜粋)
2023年10月27日(金)十三夜
読書を楽しむ「金原ひとみ ハジケテマザレ」
ケーブルTVで映画を楽しむ「キャッスル・フォール」
2023年10月26日(木)湯道を楽しむ
読書を楽しむ「ガイア・ヴィンス 機構崩壊後の人類大移動」
ケーブルTVで映画を楽しむ「仕掛人・藤枝梅安2」
京では、無頼の浪人集団が町家で暴れまわっていた。金や酒、女を強奪し、逆らう者は容赦なく斬り捨てる。その中心にいるのが井坂惣市という男だった。そのころ、藤枝梅安は幼いころ自分を拾って、鍼医にしてくれた恩人・津山悦堂の墓参りをするため、相棒の彦次郎とともに京に向かっていた。その道中で、彦次郎はある男の顔を見て「あの野郎、生かしてはおけねえ」とつぶやく。男は、彦次郎の妻と子を死に追いやった憎い仇だった。初めて明かされる彦次郎の生い立ち。 だが、男はきちんとした身なりの武士であり、非道を働くような人柄には見えないことから、梅安は本当にこの男が仇なのか違和感を覚える。同じ旅籠に泊り、身元を探ると、男は 松平甲斐守の家臣・峯山又十郎とわかる。悦堂の墓前で、悦堂を亡き父の恩人だと感謝する又十郎と会話した梅安は、この男が仇ではないと確信する。だが、峯山には不審な動きもあった。その夜、上方の顔役で殺しの依頼を仲介する締“蔓”でもある白子屋菊右衛門と久しぶりに再会した梅安は、いきなり井坂の仕掛を頼まれる。一方、店ですれ違いざま、梅安の顔を見て、目を見張る浪人がいた。男の名は井上半十郎。井上と梅安も切り離せない憎悪の鎖でつながれていたのだ。新春の祭りで華やぐ京の町で、彦次郎と仇、梅安と井上、暗い因縁の決着をつけるべき時が来た。(公式サイトストーリーより抜粋)
時代劇を観る機会はめっきり減った。仕掛人・藤枝梅安は池波正太郎生誕100年企画作品。映画が丁寧に作られている。時代劇はじっくり観るといいなぁと思うが、そう考えるのは昭和生まれだけかも知れない。映画館で観て、ケーブルTVで観た。人の命を救う「鍼医者」と人を殺める「仕掛人」、ふたつの顔を持つダークヒーローが好きです。時代劇専門チャンネル