映画を楽しむ「はじまりは5つ星ホテルから」
独身キャリアウーマンの生き方
イタリア映画です。原題は「女ひとり旅」。
イレーネ40歳独身。
職業は、5つ星ホテルのサービスをチェックする調査員(ミステリー・ゲスト)。
室内の埃をチェックしたり、フロントのサービスをチェックしたりするのが仕事。
私生活は自宅へ戻ると冷凍食品を暖めて食べている。
バカンスはたまったマイレージで遊んでいる。
映画はイレーネが40という年齢になり家庭を持ったものと自由を選んで
世界を飛び回る人生を選んだ自分との生活の違いを実感し、今後どうある
べきかを考えるというストーリーです。
イタリアでは元彼と会い元彼にこどもができたことを知り、意見を求められ
自分なら産まないと答える。
妹夫婦の家では、家庭もなくこどももいないで誰に面倒を見てもらうのと
言われ姪っこに世話してもらうと答える。
モロッコでハンサムな男性と出会うが奥さんが大事だと言われ振られる。
ドイツでは、独身の人類学者の女性と知り合い意気投合するが彼女が
急死し身内がいない寂しさを知る。
そして、イレーネは将来への不安を感じるようになります。
お一人様のしあわせの行方は、映画を観てのお楽しみ。
妹は言います「姉さんが心配、その歳で独身」
人類学者は言います「真のぜいたくは生をまっとうすること」