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ケーブルTVで映画を楽しむ「潜水服は蝶の夢を見る」

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生きているが話せず

身体は動かないが、確実に生きている

20万回のまばたきで自伝を綴った男の実話

突然の脳梗塞で左眼しか動かすことができない男の実話です。 雑誌エルの編集長で42歳の男がこの病気に襲われました。 男は、息子とドライブの最中にこの病気に襲われます。 そして病院で眼が覚めたときに言葉が喋れなくなっていました。 また、身体も動かすことができませんでした。 医師から病名を告げられます。 この映画のすごいところは、このあとこの男性が唯一残された 左眼の瞬きを利用して一冊の本を作り上げてしまうことです。 こんなことができるとは思っていませんでしたので映画に 嵌ってしまいました。 この病院には言語医療士というひとがいて瞬きの数でハイと イイエを区別させる訓練を患者にします。 この訓練が終わると次にABCの文字を医療士が言って患者が 瞬きしたらノートに書いて言葉にしていきます。 このようにして彼の自伝ができました。 本人は、現在亡くなっていますが、ひとは考えるとこういうことが できるんだということに衝撃を受けました。 夏休み家の中で静かに観るにはいい映画です。ザ・シネマ


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