地上波で映画を楽しむ「風立ちぬ」
1920年代の日本は不景気と貧乏、病気、そして大震災と まことに生きるのに辛い時代だった 宮崎アニメ。 細君がファンで一緒に観る。 少年二郎は、空にあこがれていたが視力が悪くパイロットに なることが できないことを知っていた。 二郎の夢の中にはときどきイタリアの飛行機設計技師が 現れていろいろな ことを教えてくれた。 二郎が大学生のとき、乗っていた汽車が関東大震災に 遭遇し偶然に運命の ひと菜穂子と出会う。 二郎は、やがて零戦と呼ばれる戦闘機の生みの親となる。 菜穂子と結婚するが彼女は病に侵されていて別れもすぐに やってくる。 時代は大正から昭和初期が舞台ですが映画では戦争色を 前面に出すことなく 「風が起きた、生きてみなければならない」 という主人公が己の夢に向かって 突き進む生き方を前面に 押し出して観客にメッセージを送っています。 大人のファンタジーアニメ映画です。 日本TV