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読書を楽しむ「草野かおる 新みんなの防災ハンドブック」

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防災の日に読んだ

避難所は人数が多いと現実の世界では避難できないことを知った 

どうするのかということでわかったことは7日間を自力で生きのびなさいということ。 果たして何人のひとができるのか。避難所に避難できないとわかったときでは遅い。  大地震の2割は日本で発生している。どのくらいのひとが知っているのかわからない。 近年流行りの想定外の異常気象も毎年やってきている。生きのびるには想定外のことも考えて行動しなければならない。避難所の収容人数は阪神淡路大震災で住民の16%しか収容されなかった。自宅避難等の避難所以外の避難を考えなければならなくなる。行政にも確認しないと支援物資を受け取るにも不便を強いられる。

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7日間生きのびるためにやるべきこと。①自分自身の身の安全を第一とする②家族の無事を確認する③ご近所さんの無事を確認する④水道の確認と水の確保⑤トイレを封鎖する(水はながさないようにする)⑥携帯は省電力モードにする⑦ガスを手動で復帰させる⑧停電に備え部屋を片付ける⑨防災用品を準備する⑩食事は工夫して食べる⑪寝る場所は家具等の転倒のない部屋で普段着のまま寝る⑫罹災証明書等の申請のために写真を撮る⑬雨漏り対策用にブルーシートを用意しておく⑭行政からの情報に注意する(給水車やゴミの回収など)⑮備蓄品として準備するものは、非常用トイレ、水、カセットコンロとボンベ、備蓄食料、日用品など。

災害に備えるためには、停電の場合に情報を得られないのでラジオが必要。トイレが被災すると下水管が見えないので地震直後は配水管の無事を確認できるまで使用しない(下水管が破損すると汚物がどこに溢れ出すかわからない)。読んでおくことで救われる内容になっている。4コマ漫画で分かりやすいのでお勧めです。


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