SSブログ

映画を楽しむ「鉄くず拾いの物語」

tetukuzu.jpg

神はどうして貧しい者ばかりを苦しめるのか

舞台は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで暮らす民族ロマ族の
一家の物語。
父親はナジフ、母親はセナダ、そして幼い娘ふたり。
家族は貧しいながらも慎ましく幸せに暮らしていた。
家族の生計はナジフが鉄くずを売って立てていた。

ところが家族に重大な問題が発生する。
セナダが3人目のこどもを身ごもったが流産になり手術が
必要となった。
家族には保険証がなため高額な治療費が必要となった。
町中の病院を訪ねるが受け入れてもらえない。
家族は一旦家に戻り、翌日も病院を訪れるが受け入れて
もらえない。

これは真実の物語。

ボスニアで生きることの厳しさが映画を通して伝わってくる。
貧しいから差別や阻害される。
そして、電気も止められた。

この状況でナジフは、愛する者のためにできることを始めた。
それがなにか、結末は映画を観てのお楽しみ。





nice!(272) 
共通テーマ:映画

nice! 272