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109シネマズで映画を楽しむ「騙し絵の牙」

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出版不況にあえぐ大手出版社のカリスマ社長が急死し

次期社長を巡って権力争いが勃発した

大手出版社「薫風社」に激震が走る!かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発。専務・東松が進める大改革で、お荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水は、無理難題を押し付けられ廃刊のピンチに立たされる・・・。速水は、新人編集者・高野と共に、イケメン作家、大御所作家、人気モデルを軽妙なトークで口説きながら、ライバル誌、同僚、会社上層部など次々に現れるクセモノたちとスリリングな攻防を繰り広げていく。嘘、裏切り、リーク、告発ークセモノたちの陰謀が渦巻く中、速水の生き残りをかけた”大逆転!の奇策とは!?(チラシより抜粋)

伊庭喜之助社長の急死により社長の息子・惟高は後見人の常務・宮藤の指示で経営者修行でアメリカへ。専務の東松は惟高が次期社長に就任するまでの中継ぎとして社長を代行するが、薫風社の看板雑誌「小説薫風」の廃刊を画策し、同じ薫風社のカルチャー誌「トリニティ」の編集長・速水にも廃刊を匂わせながらその策を練らせる。速水は東松の下で働き、小説薫風の大御所作家とイケメン作家をトリニティに引き抜いたり、カリスマモデルを表紙に起用したりと活躍する。小説薫風の新人編集者・高野恵は大御所作家・二階堂に生意気な口を聞いて社内異動となるが速水がトリニティに採用する。やがて常務は失態を犯し会社を追われ、東松は製造物流センターを建設しコンテンツを仲介業者を解せずに製造・販売する施設のKIBA計画を実行しようとするが・・・。

登場人物のひとりひとりが騙し絵のように裏の顔を持って社内で騙し合いを行う。高野はこのことにあきれ会社を辞め、父親が経営している書店を守るために世の中で売れない本の編集と出版をはじめる。

テンポが遅く、ちょっとわかりづらい映画でした。劇的なメリハリが欲しかった。


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