地上波で映画を楽しむ「三度目の殺人」
裁判で勝つためには真実は二の次と割りきる弁護士がいる
得体の知れない不気味な容疑者がいる
被害者の娘がいる
ある殺人が彼らをつないだ
それはありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅が、解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し市警はほぼ確実。しかし、弁護を担当することになった重盛は、なんとか無期懲役に持ち込むため調査を始める。何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述が、会うたびに変わるのだ。金目当ての私欲な殺人のはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江に頼まれと答え、動機さえも二転三転していく。被害者の娘・咲江と三隅の接点が浮かび上がる。重盛がふたりの関係を探っていくうちに、ある秘密に辿り着く。なぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?得体の知れない三隅の闇に呑み込まれていく重盛。弁護に必ずしも真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から知りたいと願う。その先に待ち受ける慟哭の真実とは?(チラシより抜粋)
被害者の娘は脚が不自由だった。容疑者にも娘がいた。被害者の娘は容疑者と会っていた。容疑者は30年前にも北海道で強盗殺人の前科があった。映画のタイトル「三度目の殺人」を考えると映画の中では二度しか容疑者は殺人を犯していない。どうしてだろうと考える。真実はひとつしかないが誰がそれを真実だと言い切れるのかそれが問題だ。フジTV
2019.11.7(木)ホトトギスの花言葉
永遠にあなたのもの=強い生命力とも解釈できるらしい
お袋も強い生命力で大正時代から生きてきたが脳梗塞になり食べられなくなっている。目標の100歳はきつくなった。やはり歩けなくなると徐々に健康から体は不健康へと蝕まれていく。
朝食を作り細君と朝ドラを観ながら食べる。今日は細君はアルバイトの日で、私は夕方自治会の会計の打ち合わせに出かけなければならない。明日はまたお袋さんの見舞いと妹たちに会って今後のことを話さなければならない。
新聞を読んでから散歩へ出た。菊の花がきれいに咲いていた。
コンビニに寄って朝食の食材とワインと昼食の弁当を購入した。細君が13時近くに戻り、一緒に昼食を食べた。
サスペンスドラマを観ながら過ごした。
17時半から自治会館へ出かけて打ち合わせに参加した。自治会会計業務改善検討会。
19時に家に戻り、ワインで晩酌して、おでんをつまんだ。
TVを観ながら転寝したがドクターXだけは途中から観た。
この後は、風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。
読書を楽しむ「西村 健 目 撃」
離婚調停中の戸田奈津実は、電気メーターの検針員の仕事をしている
彼女が担当している住宅街でストーカー立てこもり事件に続いて
資産家夫人殺人事件が起きた
殺人事件の後、彼女は背後に誰かの視線を感じるようになった
彼女には満里奈という幼稚園児がいたので警察に相談することにした。警視庁刑事部捜査第一課の穂積刑事に彼女は殺人現場を目撃したらしいと告げる。
諏訪部武貞は小学生の頃からゲームが好きだった。人の陣地に入り込み、当人が知らない内に、そいつの縄張りを勝手に侵食する。社会人になっても綿密に計画を練り、下調べをして、他人の家に忍び込む、事後も決してバレないことが彼の主目的だった。資産家夫人の家に忍び込んだ時も事前に下調べをして入ったが不本意な展開になることもある。そんな時のためにサバイバルナイフを持っていた。留守のはずの家に夫人が戻ってきたため彼はナイフで夫人を刺した。彼は自分のパーフェクトゲームを台無しにされたことに腹を立て夫人を刺した。
奈津実は合コンで商社マンの夫と知り合い結婚し満里奈を生んだが、夫は本性を現して上から目線でものをいうようになり、父親が入院して見舞に行くことに対しても手の施しようがないから看病にいってもムダになるというようなことを言ったため奈津実は満里奈を連れて母の家に行った。老夫人が殺された事件の現場に奈津実は仕事で行っていたことで、その現場で何かを見てしまったらしいから誰かにつけ狙われていると思っていた。 脅迫めいた置手紙も来た。
奈津実から相談を受けた穂積刑事は密かに罠を仕掛ける……。
冒険活劇のような物語を書く作家だった時からのファンで久々に新作を読みました。
奈津実を狙っている真の犯人はあいつだという奥の深い物語でした。それにしても世の中には悪い人間がわんさかいる。親切に接するひとに気をつけろ。