ケーブルTVで映画を楽しむ「デモン・シード」
科学者が作った、人間より優れた頭脳を持つコンピューターが暴走
女性を妊娠させようとする
科学者のアレックスは、人類よりも優れた頭脳を持ち、細胞を自らの力で増殖できるスーパーコンピューター“プロテウス4”を完成させる。ところが“プロテウス4”は、次第にアレックスの命令を無視するようになっていく。しかも自らの子どもを生ませるべく、多忙であるアレックスとの関係が破綻をきたしていたその妻スーザンを監禁。彼女の体に自作の人工精子を注入してしまう。スーザンはやがて妊娠し、赤ん坊を出産するが……。 (シネフィルWOWOWあらすじより抜粋)
原作は「悪魔の種子」。プロテウス4が自らの意思を持ってしまうということを科学者は考えなかったため恐ろしいことが起きる。どうも人類は進化すると人任せになりいいことがなさそうだ。シネフィルWOWOW
2019.11.20(水)老化への備え
全身が弱っていく老化に医療はなにもできない
自分で健康を維持する手段を学び実践するしかない
認知症や寝たきりも老化からきている。歩けなくなったら最悪。昨夜TVで徳之島の長寿町を特集していた。朝から豚肉を食べていた。玉子も食べていた。酒も飲んでいた。畑仕事もしていた。昼寝も必ずしていた。今日は細君が幼稚園時代からのお友達との女子会がありお出かけする。寒気のせいで気温が低い朝を迎えた。ゴミ出しをしてから朝食を作り細君と食べる。朝ドラを観ることができた。
新聞を読んでから散歩へ出た。散歩の帰りにワークマンへ寄った。コンビニにも寄って家に戻ったら細君は出かけていた。メモが置いてあり洗濯物を取り込んで畳んでと書いてあった。
昼食は久々にひとりでコンビニ弁当をケーブルTVで中国映画を観ながら食べた。
24時間カンフー映画特集をやっていて2本も観てしまった。
16時近くから大相撲を観戦。細君は16時過ぎに帰宅した。ワインを買ってきてくれた。
夕食はハリハリ鍋だった。ワインを飲みながら鍋を食べた。
ガッテンを観ながら転寝して、風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。
読書を楽しむ「原田マハ 風神雷神ー下ー」
織田信長からのローマ教皇への献上物の屏風を携え
京の都の扇屋の息子で絵師の俵屋宗達はふるさとを後にした
宗達の使命は西欧を見聞し、印刷の技術を学ぶことだった
遣欧使節の一行は長崎を出航してから1年9ケ月をかけてインドに到着した。インドからポルトガルのリスボンへの航海では幾多の嵐と荒波を乗り越えた。ポルトガルからスペイン国内を移動し、マドリードに到着した。スペイン国王に謁見することになり宗達は絵師と紹介され、絵が見たいとせがまれ持参した扇を取り出し国王に渡した。扇には風神雷神の絵が描かれていた。イタリアの教会ではレオナルド・ダ・ヴインチの描いた聖母子像を目にした。イタリアまで来て、宗達は「絵」というものの神髄に触れ、絵師の思いが込められた絵だけが見る者の心を打つことに気付いた。ローマ教皇に使節は「東方の三王」として4名のうち、3名しか謁見できないと知った。ヴァチカン宮殿の礼拝堂の壁には「最後の晩餐」図が描かれ、天井一面には天地創造が描かれていた。宗達は天井画を描いた絵師に会いたいと申し出るが絵師は神に召されていた。宗達は教皇に京の都のすべてが描きこまれている洛中洛外図屏風を披露した。その図はローマ教皇の心を揺さぶった。一行が長崎を出港して3年以上の歳月が流れていた。宗達はドミニコ会の教会で食卓を囲む一群、十三人の聖なる人々の壁画を見せてもらえた。その教会で宗達はイタリア人らしき少年と出会った。少年はイタリアの片隅で生まれ、父母を亡くし、弟たちとも別れて、ひとり、ミラノの絵師の工房に入った。生まれも育ちも違うふたりの少年が、ただひとつ、求め続けているのはー絵を見つめ、絵を描くこと、そのためだけに命を燃やしていた。少年の名はミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ。ルネサンス期の後半に登場したイタリアの画家。
日本の絵師とイタリアの画家が少年時代に出会ったという作者独自の視点で描かれた夢物語を堪能した。