2020.12.3(木)長すぎる余生の過ごし方
1949年に生まれたが
生れるまでは肺炎や結核などの感染症が人の命を奪った
1950年代以降は生活習慣病が人の命を奪い
今日に至っている
病気をしない人は老衰という自然死を迎えることができる
生活の質が向上し、医療技術が進歩し、生活習慣病の予防対策が充実し、社会保障制度が確立されているため健康に対する意識も高い。結果として長生きにつながっている気がする。子育てや仕事から解放されると現在は長い余生が待っている。長い余生は必ずしも夫婦で一緒に過ごせるとは限らず単身世帯で暮らす人も多い。長生きするとお金が足りなくなるひともいる。やることがないと悩む人もいる。仲間がいないという人もいる。仕事を辞める前に人生100年時代の不安を解消する過ごし方を考えなければならない。
朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べる。細君が床暖をタイマー予約しているので朝のリビングは暖かい。
新聞を読んでから散歩へ出た。図書館にも予約本を受け取りに行った。細君はアルバイトへ出かけると言った。
細君はアルバイトの日は知り合いの女性と昼食を共にするのでコンビニで冷凍食品を昼食用に購入した。食事をつくりお茶を飲んでから読書をはじめた。
アンヌ・カペスタン警視正率いる特別班に、殺人事件が舞いこんだ。被害者はパリ司法警察の元警視正で、捜査は捜査介入部、刑事部との三つ巴に。さらにこの被害者、アンヌの元夫の父親だった…!捜査を進める特別班はプロヴァンス地方の村とリヨンで起きた二つの未解決殺人事件に辿り着く。(書籍の裏面作品紹介より抜粋)
細君は16時頃帰宅した。お茶してから昼寝を細君ははじめた。
晩酌して、夕食は回鍋肉をおかずに食べ、デザートはみかん。TVを観ながら過ごし、時々転寝、目覚めて、風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。明日は歯医者に予約を入れている。
12/2時点の実行再生産数は1.07。地元の感染者は3名。
読書を楽しむ「梶尾真治 デイ・トリッパー」
香菜子にとって一番大事な人である大介が不治の病にかかり
あっという間に亡くなってしまった
突然の不幸に立ち直れない香菜子は
もう一度大介に会いたいと願っていた
その願いを叶えてくれる出来事が起きた
ある方が心を過去に送り込んで大介に会わせるくれると言った
その機械の名は遡時誘導機(別名:デイ・トリッパー)だった
香菜子は高校時代の友人ふたりとホテルで食事会をした。ふたりは新婚さんで、香菜子は3人の中で一番最初にゴールインしたが3人のうちで一番最初に未亡人になった。そのホテルで友人のひとりが偶然に幼馴染の笠陣芙美と顔を合わせる。芙美は3人の話を偶然に聞いてしまい、ひとりになった香菜子に声をかけて「ご主人にもう一度会う方法がある」と告げる。彼女はデイ・トリッパーという経営しているカフェの名刺を渡し、半年前に亡くなった叔父の話をはじめる。叔父は研究者で、作った機械で生きていた時のご主人に会うことができると説明をはじめた。叔父が開発した機械は「遡時誘導機」という名で過去の香菜子の中に現在の香菜子の心を送り込むという装置だった。そして香菜子は大介に会うために過去に跳ぶ。
なかなか気になる書き出しで物語の先が気になって読んでしまった。これから先の未来ではこのようなことができるのかも知れない。この本を読めば気持ちは前向きになれる。