映画を楽しむ「男はつらいよ 寅次郎子守唄」
寅さんが赤ん坊を連れて柴又へ
シリーズ14作目。
佐賀の呼子港に寅さんはいた。
寅さんは女房に逃げられ赤ん坊を抱いた男と知り合いになった。
木賃宿で男に酒を奢り寝てしまったら翌朝、置手紙があり
赤ん坊が置き去りにされていた。
とらやではさくらの旦那が手を機械で怪我した。
そんなところへ寅さんが赤ん坊を背負って帰ってきた。
一同が寅さんに赤ん坊がと驚いたが真相を聞いて一安心。
しかし、赤ん坊が熱を出して病院へ。
寅さんも見舞いに病院へ行くと看護婦の京子と出会い
一目惚れ。
そんなときにとらやへ寅さんを訪ねて赤ん坊の父親が女と
赤ん坊を引き取りにくる。
寅さんは京子さんが参加しているコーラスグループの練習を
見学に行くがいたずらをしてグループのリーダーに怒られる。
お詫びにリーダーの家を訪ね酒を飲み交わすとリーダーから
京子さんが好きだということを告白される。
寅さんはリーダーを連れてとらやへ行くと京子さんがいて
リーダーは告白をする。
翌日、京子さんがリーダーの告白を受け入れ、寅さんは旅へ
出る。
お正月、寅さんはまた呼子港にいた。
そして、あの赤ん坊の元気な姿を目にした。
社会の底辺で支えあって生きるひとびとの生き方が好きです。
男はつらいよは、こころに残る映画です。