読書を楽しむ「勝目梓 おとなの童話 おかしなことに」
ある地方都市のレストランの アルバイトでたまたま出会った 1組の男女がいい仲になった ふたりは同じ大学の生徒だったが 女のほうが1年先輩だった 女の容豹は十人並みだったが、その胸の豊かさは男たちの目線を 釘付けにするものだった。 ある日、女がヤマモトくんに、いつもわたしの胸をちらちら見ていると注意した。 ふたりが言葉を交わしたのはその時がはじめてだった。 ヤマモトくんはタナカさんのことが好きですと告白しふたりの つきあいがはじまった。 3週間後にキスをして、大学が夏休みを迎えた時にタナカさんはヤマモトくんの 部屋にお泊りした。 ヤマモトくんは童貞でタナカさんはヴァージンではなかった。 大学の夏休みが終わり、しばらくしてからヤマモトくんはタナカさんから へんてこりんな頼みごとをされた。 それはおかしな”性癖”だった。 おとなの童話は刺激が強い。