ケーブルTVで映画を楽しむ「ブラックサイト」
このサイトを見てはいけない!
66億人の好奇心が凶器になる
FBI特別捜査官のジェニファーは相棒グリフィンと共に、オレゴン州ポートランドの事務所でインターネット上の犯罪を取り締まっている。8歳の娘と暮らすジェニファーは、育児のために夜勤シフトに入っていた。そんなある日、不審なサイトの情報が舞い込む。そこにアクセスすると、猫が衰弱していく様子がライブ中継されていた。発信源が地元であること以外は何も情報をつかめないまま、ジェニファーはサイトの強制閉鎖を試みる。(WOWOWプラスより抜粋)
ジェニファーはサイバー犯罪の捜査官で違法サイトの摘発を担当していた。動物虐待サイトを見つける。このサイトはアクセス数が増えれば増えるほど動物が死ぬ仕組みになっていた。やがてこのサイトは人々のアクセス数によって人を死に至らしめる殺人中継サイトへと豹変する。彼らの生死を決めるのは罪悪感のないアクセスできる66億人の人々。犯人は人々の好奇心を利用している。やがて犯人はジェニファーや同僚に魔の手をのばす。なんとも悪趣味。WOWOWプラス
2021.10.27 (水)住所の地名が変更になると
法務局から登記済権利証を受け取った当時の所在地が
地名変更されたため建物の権利証の提出を求められた
月曜日に自分で作成した相続登記申請書を法務局に対し送付した。そのことについて電話があり建物の所在地の名称が違うので建物の権利証の原本とコピーの送付を依頼された。そのため明日実家へカエル用事ができた。なかなか人生は思い通りにはいかない。
水曜日はゴミ出しの日。先週の水曜日は旅行に出ていたので2週間分のゴミ出しをした。
朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べる。新聞を読んでから読書のブログの下書きをした。細君は洗濯の後で扇風機の片づけをした。ケーブルTVで映画を観て過ごした。
11時にお茶した。
昼食前に法務局から電話があり確認のための資料の提出を求められた。昼食はパンを食べた。午後はサスペンスドラマで過ごした。郵便局へ法務局用の切手を買いに行った。
ニュースを観ながら細君と過ごしてから晩酌の時間になり、晩酌して、雑炊を食べ、ミカンを食べた。
TVを観ながら過ごした。その後、風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。
10/26時点の実行再生産数は0.69で下げ止まり状態が続いている。地元の感染者は6日間連続0名。
読書を楽しむ「リャオ イ ウ 武漢病毒襲来」
2020年1月23日午前10時中国当局は武漢市封鎖令を発表した
50歳を過ぎたアイデインがベルリンから北京空港へ到着したのは
まさにこのときであった
乗り換える予定の武漢行きフライトはキャンセルになっていた
アイデインは、湖北人で家は武漢にあった
妻に連絡して妻の実家のある長沙まで行くことにした。数時間待って乗換機に搭乗したが、隣の乗客がアイデインのことを湖北人が乗っていると騒ぎトイレに隔離されてしまう。長沙黄花空港の派出所に連行され、ホテルで1週間の隔離観察後に解放された。妻の実家に辿り着いたアイデインに妻から武漢に帰ってくるなと連絡が入る。住んでいるマンションだけでも死者が10数人出ていて、病院は満杯で、入院できず、みんな自宅隔離していて、火葬場の車には遺体がぎゅうぎゅう詰めになっているということだった。アイデインは友人たちにチャットで武漢人や湖北人は新型コロナウイルスとみなされると愚痴をこぼした。アイデインは湖北省の生まれで武漢大学で博士号を取得し、ドイツの大学に交換学者として派遣されていたが春節を故郷で過ごすために帰国したのだった。メイド・イン・チャイナのネットと電話は監視対象になった。防疫指導部が現れて2週間の強制隔離を命じられドアは釘で打ち付けられた。アイデインは日記を書いて時間をつぶすことにした。武漢に閉じ込められた900万人はネットでストレスを発散した。そして群衆は怒りを爆発させた。誰が責任を負うべきかと?華南海鮮市場が武漢肺炎の発生地と認定され、武漢人は野生動物を好んで食べる悪い習慣があるという結論に行きついてしまった。市場を知る住人は蝙蝠は眺めるものであって食べることなどしないと証言した。2019年12月30日35歳の医師がグループチャットで市場で7例のSARS感染の確定診断が出たと警告を発したが国家の法律に抵触するとしてデマ発信者として口をつぐむよう命令された。アイデインは武漢ウイルスの起源を探って時間をつぶした。2週間後ドアが開けられ通行証が交付され運転手付のオートバイで長沙南駅へ向かったが運転手が無症状の武漢肺炎患者で事故を起こして亡くなるというアクシデントに遭遇した。陰謀論や真相論を議論しても独裁者のいる国ではなんでもありで意味がないらしい。アイデインは1ケ月半が過ぎても湖北省の外にいた。武漢にはこのとき皇帝がお成りになった。アイデインは陸路がダメなら水路があると考え密航で家に向かう。
これは限りなくノンフィクションに近い小説。中国では重要な時代の記録は小説という形で出版することで検閲が多少緩くなるという理由かららしい。本書はベルリンで著されたもので、SNSやスカイブやユーチューブなどを使い武漢で起きていることを拾い上げ小説の形に再構築されている。1年半前、世界で最初にコロナ禍に見舞われた中国では、いったい何が起きていたのかが、小説という形を借りて、描かれている。武漢肺炎発生時の様子を知りたいひとにはお勧めです。中国人でなくてよかったと思う内容で日本ではあり得ないことが起きていることを知る。