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ケーブルTVで映画を楽しむ「ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男」

like.jpg                                       バス休憩所で女性の刺殺死体が発見される                                        死体は本屋を経営しているキンメルの妻・ヘレンだった                                     建築家のウォルターは自宅でパーティーを開いた時                                        クラブ歌手のエリーと知り合うが神経質な妻クララに咎められ                                      妻に消えて欲しいと思った                                               数日後、クララがバス休憩所で自殺した                                         妻の死体 容疑者は夫 簡単そうな事件は予想もしない結末を迎える                                                1960年、ニューヨーク。                                                      建築家のウォルターは、美しいが神経質な妻クララとの生活に息詰まりを感じていた。                                ある日、ウォルターはパーティーで知り合った女性に心惹かれるも、それに嫉妬した                              クララが自殺未遂の騒ぎを起こす。                                                    ウォルターはそんな妻に嫌気がさし、妻殺しの完全犯罪を実行したとされる男の記事を                                思い出し、彼に接触を試みる……。                                                   数日後、クララの死体が森の中で発見された。                                                    自殺の可能性が強かったが、ある一人の刑事は夫のウォルターを怪しむ。                     (チラシより抜粋)                                              死を願うことと実際に殺すこととは違うが、小説を書くことを趣味としていた                      ウォルターは事件を新聞記事から探してスクラップにしていた。                      キンメルの事件も知っていた。                                       そういう彼の行動が警察から見ればあやしいひとになり、やがて妻殺しの                 犯人扱いにされてしまうというついていない男の話。                                     ムービープラス


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2018.4.14(土)書店員がいちばん売りたい本で過ごす

CIMG3253.JPG                                 今年の1月に本屋大賞のノミネート作品が決定し                                          今月10日に大賞が決定した                                            本屋大賞は書店員が一番売りたい本を選ぶもので                                  毎年読書好きの私は楽しみにしている                                   今年は不登校の中学生が自宅の鏡の中に吸い込まれるという                               ところからはじまる物語で昨日から読み始めている                                                                   1月に作品がノミネートされた段階でノミネート作家数人の出版済の本を読んだ。                          この大賞作家の作品は個人的に好みのものではなかった。                                  しかし、結果として大賞を受賞したので例年通り書店で購入し読み始めた。                     ・・・・・・・・                                               昨夜はなでしこジャパンのサッカーをTV観戦したので8時に起床した。                            細君はまだ起きていなかった。                                           雨戸を開けて、新聞を取り出し読んだ。                                                8時半にはカフェの開店時間でモーニングを戴く時間でもあり細君は                                 こっそり起きてくる。8時半を多少過ぎて細君と出かけモーニングを注文する。006.JPG                                            食後は、雨模様で雲行きもあやしいので早めに買い物へ出た。                                明日の食材を購入し帰宅した。                             supa.png                                             今日はこの後はずっと読書で過ごした。                                      本屋大賞本には読者に前へ前へ読ませたいと思わせる目に見えないなにかがある。     003.JPG                                              昼食は焼きそばを食べた。                       001.JPG                                      途中で競馬の検討をした以外は晩酌まで読書で過ごした。                                        第二部まで読み終わった。明日、第三部を読んで完読となる。                                                    晩酌で芋焼酎が空になった。                               008.JPG                                    夕食はしらす丼を食べた。                       sirasu.jpg                                           21時からケーブルTVで映画を観た。                            kuri-p.jpg                                          風呂に入り、ポカリを飲んで、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。                               外は風が吹き始めた。                                                       


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読書を楽しむ「谷川直子 四月は少しつめたくて」

002.JPG                                  藤堂孝雄は1950年生まれの詩人である                                             大学在学中に同人誌を主宰し、1970年第一詩集「朝の祈り」で受賞                                               国語の教科書にも取り上げられた                                                 2001年詩集「失うということ」を発表し                                    以後詩作品の発表が途絶えている                                          今泉桜子、女性誌のエディターをしていたが退職し果実社に入社                        「月間現代詩」の編集担当になる                                        専業主婦・清水まひろは藤堂の詩の教室の生徒                                  クルミはまひろの一人娘で高校生                                              クラスの女の子が自殺未遂事件を起こした後、口をきかなくなった                                       訳アリな登場人物たちが詩に接して                                         大切な人の心に届く言葉を探す物語                                                   詩を書かなくなった詩人・藤堂に月刊誌に掲載する詩を書いて欲しいと                                依頼する女性・今泉。                                                      藤堂は今泉に詩人の名を言わせたり、パチンコに付き合わせ金を出させたり、                               競馬場へ連れて行って金を借りたり、振り回していた。                         藤堂は今泉を「藤堂孝雄と詩をつくろう」の教室に呼んで講義内容を見せて、                   自宅マンションへ連れて行った。                                      今泉は、仔猫を預けられ引き受ける代わりに詩を書いて欲しいという条件を出した。                    ある日、編集長から電話があり藤堂が新聞のシャンプーの広告に詩を書いたと言った。                     今泉が藤堂に確認したら詩ではないと言われた。                                 藤堂は愛する人に先立たれ、そのことを受け止めきれていなかった。                          今泉はカメラマンに恋をして捨てられ、お腹には赤ん坊がいて産んだが                  1ケ月後に突然死んだという過去があった。                                            詩が書けなくなった詩人と訳アリ女性編集者。                                                突然口を聞かなくなった娘とその真相を探る母親。                                               登場人物たちが詩に接したことで必要なものが見えてきた。                                それは・・・・・。                                           詩を書く人間は、ありものの流行り言葉で書いても、その詩はその場でウケて                   消費されぬけがらになってしまう。                                  自分で見つけた、手に入れた言葉で書かないと何も変わらないと藤堂は話した。                 詩の言葉は特別で、ちまたには詩らしき言葉が溢れているが、それは詩じゃなく                    声にすぎない。                                                詩人が書く言葉は読む人の心の内側に下りて行って、読んだ人も発見する。                  何度繰り返えされても消費されない強さを持った言葉だと。                              じっくり読書をすると知らないことが見えてくる。本の力は凄い!


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