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ケーブルTVで映画を楽しむ「海を飛ぶ夢」

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尊厳死を考える映画

1968年岩場から引き潮の海へダイブしたラモンは、海底で頭を強打し、首から下が不随の身となってしまう。それ以来、実家のベッドの上だけがラモンの生きる世界となった。そんな彼を献身的に支える家族たち。だが、事故から26年目を迎えたとき、ラモンは一つの結論に達する。自らの選択によって人生に終止符を打つことが、自分にとって最も尊厳のある生き方ではないか、と。尊厳死を法的に支援する団体のジェネは、ラモンの死を合法的なものにするため、弁護士のフリアに援助を仰ぐが…。(FOXイントロダクションより抜粋)

不治の病になったことで生きる世界は確実に狭くなり、ひとのために役立つことができなくなることで、ひとはふたつの考え方をするようになる。それでも生きるという選択と人生に終止符を打ちたいという選択。不治の病でなくてもひとは身体の衰えや認知症になることを恐れ寝たきりになる前に人生をおさらばしたいという人もいる。幸いに尊厳死を選ばなくても身体に老いを感じたり、認知が進んでいると思ったら最近では夏に熱中症で亡くなるという手もある。自分が老いてきたら自分の始末をどうするのか、ひとに迷惑をかける前に考えておかなくてはならないと映画に警告された。FOX HD


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2021.7.31(土)ステイホーム・オリンピック 無念のアスリートに敬意を

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いい結果が出なかったアスリートに

敬意を表したい

一生に一度の舞台に立つために

自らを律してきた気持ちを大事にしたい

5年間の努力が一瞬で終わる人もいる。柔道を個人戦を観戦して思った。オリンピック競技は非情なスポーツだ。

曇り空で雨が降りそうな雰囲気だった。部屋の空気の入れ替えをしていたら突然雨が落ちてきた。朝食をつくりトライアスロンを観戦しながら食べた。その後で新聞を読んだ。

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雨が止んで青空が見えてから細君と買い物へ出た。家に戻り陸上競技を観戦。昼食は8月期限の保存食を食べた。

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柔道の混合団体戦を観戦した後、アイスを食べて、女子板飛び込みを観戦。柔道は決勝へ進出した。

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17時から柔道の準決勝と決勝を観戦したが日本は銀メダルだった。晩酌と食事をしながら男子サッカーを観戦し準決勝進出が決まった。

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今日は金メダルの獲得がなかったが、すべてのアスリートが5年の歳月をかけて頑張ったことに敬意を表したい。オリンピックは開催されてよかった。ネットにはいろいろな記事が出ているが本人が直接相手と話した以外の記事はフェイクと考えて無視することが一番。風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。7/30時点の実行再生産数は1.46で地元の感染者は33名。神奈川県では50代が1名死亡者に追加された。50代の死者は累計で30名になった。感染者が増えても死亡者は限りなく少ない。

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明日から8月、新盆や孫の誕生日などで外出が増える。


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読書を楽しむ「別冊Newton 老いの取扱説明書」

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この世のすべての生き物は年月を重ねることで

体のさまざまな部分の能力が低下し

やがて死んでいくと考えられている

加齢に伴う全身の能力の低下を老いと呼ぶ

人生100年時代を生き抜くための老化の最新知識雑誌が出た

老化を防ぐ働きをする物質や遺伝子がみつかりはじめていて、老化を病気のように治療しようとする試みもはじまっている。元気で健康な老後を過ごすことができるようになるかも知れない。

「人はなぜ老いるのかの章」では、人体には200個の骨があり人体を支えているが骨や筋肉や関節が衰えるから自分で立ったり歩いたりできなくなる。他にも目や耳の老化、消化器管老化、免疫の老化がある。体は細胞によって構成されていて臓器などの細胞組織の設計図をゲノムと呼んでいる。このゲノムに不備が生じると細胞ががん化したり炎症を起こす。このことが老化の一因と考えられている。体をかたちづくるために必要なたんぱく質をつくるリボソーム遺伝子は遺伝子数が多く、変化しやすい遺伝子でこの遺伝子に起こる変異が老化の一つの原因になっていることがわかった。この遺伝子の機能を回復する治療薬が開発されれば老化を改善できるかも知れない。「老けないひとは何がちがうのか」の章では、老化現象の進み方には個人差があり、人間の体の仕組みが関わっている。腹八分目の食事をすると摂取カロリーが制限され老化現象を防ぐことができる。睡眠も脳の老化を防ぐ。110歳以上の超長寿者には血液中に特殊な免疫細胞が多い。細胞の損傷が時間的に蓄積することで老化が起き、その9つの原因について研究が進んでいる。「老いと向き合う心」の章では、老年期の肉体の衰えや環境の変化が高齢者の心理に影響を与えている。年をとると前向きなことを記憶しやすくなるが、できないことは無理にやらず、できることに集中して老いに立ち向かう。自らの死に向き合う必要がある。今起きていることをありのままに体験し、否定せず、評価を加えず、受け入れ、自己中心的な思考から脱することが心理的にうまく対処できる。やりたいことがあるひとは精神的な耐性が高い。

これからのひとは今よりも老化の治療薬の開発が進むことで長生きができる時代を迎えられるかも知れない。

老化の分野ではないがコロナワクチンのファイザー製とモデルナ製は、遺伝子の設計図を体内に打ち込んでいる。


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