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ケーブルTVで映画を楽しむ「女と男のいる舗道」

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夢の先にあるもの

舞台女優を志すナナは、夢を叶えるため夫と子供を置き去りにして家を出てしまう。夫の説得に応じずレコード店で働きながら自活するが、やがて家賃を支払えなくなり、アパートの鍵を取り上げられてしまう。管理人室にこっそり侵入して鍵を取り返そうとするも失敗し、映画館に足を運んで『裁かれるゝジャンヌ』を見ながら涙を流す。その後、生活に困窮したナナは、娼婦が立つ舗道で声を掛けてきた男に体を売ってしまう。そして彼女は古い女友達イヴェットに会う。彼女は街の女達に客を紹介してはピンはねする商売の女だ。ナナは完全な売春婦になった――。(ザ・シネマストーリーより抜粋)

自分らしく生きようとすればするほど世間は冷たく、他人の言いなりにならないと生きていけない。こんなことしていてはダメだと思った時には深みにハマって抜け出すことが無理な状態になっていた。ナナが本当に生きたいと思ったときは死を前にした時だった。ザ・シネマ


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2023年1月9日(月)3回目の入院


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昨年の11月に子宮がんの手術をしてステージ1と

診断されたが、術後の健診で主治医から

抗がん剤治療を勧められ本日3回目の入院をした

1回目は昨年の10月に検査入院、2回目は手術入院、3回目は薬物療法入院。薬物療法は目で見える腫瘍は取り切ったが、目で見ることができないがんの芽があるかも知れないということで一般的に行われていると説明を受けた。ステージ1ではあったが腫瘍が悪性のため治療を勧められた。年齢が高齢ではあるが家事ができ、歩けることもあり、治療に耐えられるという判断を主治医がした。副作用の説明では嘔吐としびれと脱毛が避けられないらしいが対応策はあるとのことで本人が決断した。

今朝は30分早く起きて、朝食をつくり細君と食べ、洗濯物を干して、入院1時間前にタクシーで病院へ行った。休日のため救急外来の入り口から院内に入り、談話室で1時間ほど待機して、細君は病室へ。わたしは徒歩で帰宅した。

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正しくは、この入院は「術後補助化学療法」対応というらしい。今回行われるTC療法を冊子より学んだ。

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昼食は期限が近い保存食とサンドパンを食べた。

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BSで大相撲観戦しながら過ごし、14時に洗濯物を取り込んだ。

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相撲を観ながらパソコンで地縁団体の自治会規約について調べた。ただ一人の大関が負けた。晩酌して、夕食を食べ、お茶を飲んで。ipadでプレミアムビデオを観ながら過ごした。

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読書で過ごし、21時過ぎに海外ドラマを観て、風呂を沸かし入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。

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1/8時点の地元の感染者は67名。1/9時点の実行再生産数は1.04。明日はフリーで散歩にも出られそうだ。


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読書を楽しむ「新川帆立 剣持麗子のワンナイト推理」

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都内の大手法律事務所で働く剣持麗子

専門分野は会社間取引のはずが

深夜に一般人相手の「一般民事」の

相談に乗る羽目になった

新人弁護士の採用活動で受験生たちを会食に誘い出し、事務所に戻ったのが夜の10時半。事務所に電話があり「新宿の進藤不動産の主人が何者かに殺害され、第一発見者は武田信玄を名乗る20代の男性でそちらの番号に電話して弁護士を呼んでくれ」ということだった。20代の男性は村山弁護士に電話をしたつもりだったが村山弁護士は先日亡くなり村山の死に思うところがあって業務を引き継ぎしたのが剣持麗子だった。新宿警察署に呼び出され、武田信玄から渡された名刺はホストクラブの名刺だった。武田は家賃の支払いを滞納していて立退きを要求されていた。深夜に進藤不動産に忍び込んで契約書を奪うつもりだったが入口のガラスドアに鍵がかかっていなくて電気がついていなかったのでスマートフォンのライトで照らしたときに進藤の死体を発見し警察に連絡したと供述した。武田の本名は黒丑だった。電気のスイッチからは指紋が2つ検出されていた。(第一話)

ホストクラブの黒丑は麗子に弁護報酬を払うと言って午前1時過ぎに歌舞伎町の喫茶店に呼び出した。ロッカーに入れておいた給料袋が盗まれたと言い訳され土下座された。その時、黒丑のスマートフォンが鳴り出し「先輩ホストが殺人事件の犯人にされる」と言った。雑居ビルにある「バー翼」で源氏名・織田信長が死んでいた。信長は同僚の明智光秀と店に入り、光秀が酔っぱらって店で寝てしまい起きたら信長が死んでいた。信長は光秀を受取人にした保険に入っていた。給料盗難と殺人事件の関連を暴く麗子。(第二話)

法律事務所恒例の運動会が実施され、その後、宴会になったが会場に峯口先生が現れなかった。ロッカーで電話していたと誰かが言ったので同僚が男子ロッカーへ向かったら海老のように身体を丸めて峯口が死んでいた。ロッカールームのベンチの横にナッツが落ちていた。峯口はダイエットのためにナッツを食べていた。物を喉に詰まらせると神経性ショックを起こして、心臓とか呼吸が止まってしまうことがあることを麗子は知っていた。(第三話)

これまでの事件で顔見知りだった橘警部補に午後9時にオープンカフェに呼び出された。麗子の助手として働いてる黒丑が峯口先生が亡くなったときにロッカールームの電気がついているのを見て、消して帰ろうとして峯口が倒れているのを発見していたらしい。橘は黒丑について素性を確認した。麗子は帰り道で70歳は超えている老婆に出会った。老婆のカーディガンの裏側にメモ用紙に油性ペンで書かれた住所が安全ピンでとめられていた。その住所まで麗子は橘と出向いた。2階建ての古びた建物で部屋に入ったら男がぶら下がり健康器で首を吊っていた。男は香川県の牧田原信二で実家に両親も健在だった。牧田原は夕方、黒丑に電話をしていた。(第四話)

ある5階建てのビルを持つ男が弁護士を探していた。男はすべての活動を違法に行いたいと考えていた。そのために優秀な弁護士を探していた。依頼されて男は息子を使い候補を探していた。息子が黒丑だった。そして候補の弁護士は麗子だった。(第五話)

図書館でのこの本の予約は70人待ちだった。一話単位にサラッと読めて読後はなんとなく納得してしまう。ひとに騙されやすいひとにはお勧めかも知れない。


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