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レンタルDVDで映画を楽しむ「私は確信する」

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フランスで実際に起こった未解決の“ヴィギエ事件”を映画化

ある日、突然姿を消した妻・スザンヌ

法学部教授の夫・ジャックに殺人容疑がかけられる

本当に殺されたのかも判然としないまま開かれた

“殺人事件”をめぐる裁判

スザンヌは本当に夫に殺害されたのか?

刑事、ベビーシッター、愛人たちの食い違う証言

事件の真相とは―?

2000年2月、フランス南西部トゥールーズ。38歳の女性スザンヌ・ヴィギエが3人の子供を残して忽然と姿を消した。夫ジャックに殺人容疑がかけられるが、明確な動機がなく、決め手となる証拠は見つからない。ジャックは第一審で無罪となるがすぐさま検察に控訴され、翌年の第二審で、再び殺人罪を問う裁判が行われる。
無実を確信するシングルマザーのノラは、敏腕弁護士デュポン=モレッティに弁護を懇願。自らも助手となり250時間の電話記録を調べるうちに、新たな真実と疑惑に気がつくが…。(公式サイトストーリーより抜粋)

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料理人のノラは一審の時の陪審員のひとりで彼女はジャックが妻を殺していないと確信していた。敏腕弁護士に弁護を依頼し、250時間の電話記録を調べる助手を担当する。遺体も証拠も動機もない事件で仮説のみで捜査が進められ妻が失踪して10年が経過していた。電話の記録から矛盾点を洗い出し、裁判に証人として出廷したひとびとの食い違う嘘を暴き出す。ノラは、スザンヌの浮気相手・デュランデが店を開くための開店資金をスザンヌに依頼していたということを突き止めるが、弁護士は仮説であり、有罪を証明する証拠はあるかとノラに問う。裁判における仮説はいくらでも立てられるが被告人の有罪を証明する証拠にはならない。裁判サスペンスの行方は映画を観てのお楽しみ。ツタヤレンタルDVD


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2021.8.16(月)暇人は思い悩むことなくダラダラ過ごす

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外は今日も雨模様で

読む本も底をつき

図書館へ予約本を受け取りに行くこともできず

思い悩むことなく家の中で相棒と

ダラダラと日がな一日を過ごしている

一見無駄なようなことだが幸せでいられる

新聞休刊日で新聞は読めない。朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べる。朝食の食材も不足してきた。一番近い場所へ買い物に行くには10時まで待たなければならないのでケーブルTVで映画を観た。飛行機に爆弾が仕掛けられた。さぁどうなるか?

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10時に傘をさして買い物へひとりで出かける。ワインも購入した。細君はサスペンスドラマを観ながら過ごしていた。蕎麦屋で店舗を貸していて女将に言い寄っていた男が殺され疑われる。昼食は塩ラーメンを「捜査検事・近松茂道3」を観ながら食べて過ごした。銀山温泉で男が殺され、裏にはこどもを殺された人々の交換殺人があった。

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目が疲れたので昼寝をそれぞれ好きな場所ではじめる。1時間くらいで起きて細君は風呂掃除。わたしはケーブルTVで晩酌の時間まで映画を観ながら過ごした。オーストラリアで休暇を過ごしていた男女がクロコダイルに襲われる「ブラック・ウォーター」。男のプライドを父から学び、女の逞しさを母から学んだ一人息子。

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晩酌して、イカピーマンの炒め物で夕食を食べ、桃も食べた。

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TVを観ながら転寝もして、22時過ぎには風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。8/15時点の実行再生産数は1.14で地元の感染者は65名。21名が10歳未満で家庭内感染のような気がする。パラリンピックも無観客でチケットが泡と化した。緊急事態宣言も9/12まで延長され10月の旅行もあやしくなったが悩みは禁物だ。

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あれこれと思い悩むことなく楽しく生きなければ人生はつまらない。


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読書を楽しむ「山田詠美 血も涙もある」

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料理研究家・沢口希久江50歳

料理研究家の助手・和泉桃子35歳

料理研究家の夫でイラストレイターの沢口太郎40歳

和泉桃子は沢口希久江の夫・太郎を寝取っていた

桃子は短大の食物栄養科を卒業して管理栄養士を目指していたが友人のケータリングサーヴィス会社の手伝いをして、出張先のパーティで沢口希久江に出会い、希久江の提案で働くことになって10年を経過した。1年前に桃子は希久江の手作り弁当を太郎に届ける役目を引き受け、稲荷寿司を一緒に食べた日から互いを好ましく感じていると認識し合った。桃子は人の男と寝ても、罪の意識を持たないで堂々としていた。桃子は太郎と肌が合うという条件を満たしていた。

希久江は秘書から桃子と太郎が二人きりで会っているみたいだと聞いたが太郎の女がらみの話は飽きるほどこれまでも聞いていた。太郎に女の影が付きまとうのは仕方がないと思っていた。希久江は平穏を大事にしていた。太郎を手に入れたと実感したときからずっとそうしてる。太郎の浮気に直面しても案ずるより産むが易しの心境で、太郎と女たちの仲はすぐに終わっていた。

太郎は希久江と32歳で出会って付き合い始めてから、綺麗で温かな水の中にいるような気分で、何の不自由もなく18年間生きてきた。太郎は男と女の始まりは、「そそる」という発露が必要で、それがない限り男と女の領域にはいけないと思っている。独りでいるときに脳裏に希久江と桃子の顔が交互に浮かぶが太郎は二つの世界のそれぞれの中で、別々の女を必要としていた。

太郎は桃子との関係をマスコミが嗅ぎまわっていると知った時、希久江に「桃子は傷つきやすいから」という言葉を何気に口にしてしまったことで希久江から「傷つきやすいと言われている女が自分だったら、言っている男は、ハリー・ディーン・スタントンに見える」と言われた。それ誰と?太郎は印象に残った。

希久江が労作性狭心症で仕事中に倒れた。病院には太郎の大学時代の友人・玉木が到着していた。玉木とコーヒーを飲みながら病院の喫茶室で一息ついていた時に太郎は何気に「ハリー・ディーン・スタントンって知ってる?」と玉木に聞いたら「若い頃のハリー・ディーンに似ていると言われたことがある」と答えた。その瞬間、太郎は殺意を覚え、これこそが自分にとっての不倫の産物と知った。

人生なんて、傷口から流れる血を舐めてくれる人と、流れる涙を拭ってくれる人がそばにいてくれるだけで足りるんじゃないの?サラッと書いているが何気に辛口な不倫物語。だからエイミー本はやめられない。

希久江は入院中の自分の仕事の代わりを桃子に任せ、血も涙もあるところを見せたとさ。


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