SSブログ

ケーブルTVで映画を楽しむ「ミッドサマー」

mid.jpg

大学生5人がスウェーデン奥地の小さな村で

9日間開催される夏至祭へ出かけた

その祝祭には9人の生贄が必要だった

家族を不慮の事故で失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人と共にスウェーデンの奥地で開かれる”90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは想像を絶する悪夢の始まりだった。(公式サイトストーリーより抜粋)

参加したメンバーは唯一の女性ダニーに夏至祭に招待したペレとダニーの彼氏クリスチャンとマークとジョジョ。アメリカからストックホルムまで飛行機で行き、ヘルシングランドへ向かった。祝祭の場所はホルガという共同体だった。白い服を着た集団が訪問者を音楽で迎え入れてくれた。ホルガでは、18歳のサイクルで人生を『季節』として表す。18歳までは成長期の『春』、18〜36歳までは外の世界へ旅立つ『夏』、36〜54歳は労働する『秋』、そして54〜72歳は教育係となる『冬』…。食事の儀式が行われ高齢者男女ふたりが主役だった。食後に主役のふたりは崖の上に立ち、そこから飛び降りた。ひとりは即死でひとりは足を骨折したが生きていたので共同体のメンバーがハンマーで顔面を叩いた。ダニー達招待者はこの光景を見て誰も止めないことに抗議した。ホルガでは73歳以上になると生命のサイクルを回すために行われることで異常ではないと言われる。クリスチャンはホルガについての論文を書きたいとペレに話す。ジョジョは昼間枯れ木の下で小便をして共同体の人々にそれは聖なる木だと言われ叱られ深夜に何者かに殴られ姿を消す。マークは共同体の女の子に誘われ姿を消す。ほかにも招待されたカップルが姿を消した。クリスチャンは長老に呼ばれマヤという女性との性交を認めると言われる。ダニーはダンス大会に参加し女王に選ばれる。クリスチャンはシブの家でマヤを抱いた後、口がきけず動くことができない状態にされた。何かが始まろうとしている。それは信じられないこと。ダニーはスゥエーデンに来る前に家族を事故で無くしひとりボッチで精神が不安定だった。ここから先は映画を観てのお楽しみ。ムービープラス


共通テーマ:映画

2021.8.7(土)寛容にならないといけない

ojisan.jpg

自分と異にする意見や考え方などに対して

咎める人が多くなった

おもしろくないことがあるからか?

面白半分のからかいか?

それともひとを貶めるためか?

真意は不明だが

どうにも余裕のある態度とは思えない

平和でいられるんだから、こういうときこそ寛容であって欲しい

朝から雨で今日は立秋。朝食をつくり女子マラソンを観戦しながら食べた。メダルの獲得はなかった。次に女子ゴルフファイナルを観戦した。

DSC00472.JPGmarason.jpggolf.jpg

結局昼食を挟んで14時近くまで観戦してしまった。ゴルフは2位に入り銀メダルを獲得。

001.JPG

ゴルフの後は、細君とケーブルTVで映画を観た。15時にアイスを食べた。

EOS.jpgCIMG5144.JPG

今日も感染者は減らず病床を危うくしているが感染したら今更何を言っても後の祭り。感染した人は現実の恐ろしさを知ることになる。晩酌して、アーティスティックスイミングを観戦しながら夕食を食べ、グレープフルーツを食べた。スイミングは4位だったが野球やレスリングの男女で金メダルが獲れたことを22時過ぎに知った。

DSC00857.JPGDSC01377.JPGDSC00352.JPG

sinkuro.jpg

風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。明日はオリンピック最終日。お楽しみはいろいろある。8/6時点の実行再生産数は1.46で地元の感染者は51名で50代が1名死亡。地元のこれまでの感染者は全人口の1%未満で死者も累計で高齢者を含め25名。感染予防対策をして普通に暮らしていれば家庭内感染も起こり得ない。

CIMG1042.JPGばす.jpgburogu.png


共通テーマ:日記・雑感

読書を楽しむ「黒井千次 枝の家」

DSC00972.JPG

台所の小物の買い物のはずが、玄関の背の高い観葉植物に化けた

老夫婦が暮らす郊外の町には開かずの踏切があり町を二分していたが高架線なり、南側に全国チェーンのスーパーマーケットができ、北側商店街に前からあった4階建てのスーパーマーケットは寂れていったが意外にしぶとく営業を続けていた。郊外に住む老夫婦の家では、妻が台所で探し物をしていた。どんなものか要領を得ず、見つからず、夫婦は古い方のスーパーへ謎の台所用品を買いに出かけた。店の入り口に観葉植物が並んでいた。店員さんに呼び名が不明の道具について話して探してもらったが見つからなかった。出口へ向かった時に夫が観葉植物が隙間がないほどに増えていることに気づいた。初老の店員と話をしながらベンジャミンの細い幹が3本絡み合っている鉢を妻が購入した。鉢の木は玄関の上がり框に置いた。3日目の朝、葉っぱが前より増えていた。隙間が葉で埋まっていた。その日の深夜。何か割れるような音がして夫が目を覚ました。音は玄関の方角からだった。ドアを開けると鉢の木の黒ずんだ葉の群れが水位が増すように夫に押し寄せてきた。慌ててドアを閉めた。その後数日、彼の家の戸は開かれなかった。


■他に「紙の家」「次の家」等7作の短編集が収めれている。

「紙の家」はルーズリーフ形式のファイルを本立てから引き出して、指の遊びのようにあちこちをめくり指が止まったページの一人一人の名前を取り出して吟味し始めた。

「次の家」は陸軍の射撃訓練場の近くにある2階屋の家のお話。家主の老人は塀際のコンクリートの縁に黒ずんだ排泄物を見つけたが犬でも猫のものでもなかった。家主がほとんど使ったことのない二階で灰色の生き物を見つけたが逃げられた。家主はいろんな家に住んでからまた次へと移って来たが、ここもそろそろ終わりだと思った。

不気味な内容もあれば、高齢者の暇つぶしもある。


共通テーマ: