SSブログ

ケーブルTVで映画を楽しむ「八月の鯨」

kujira.jpg

別荘で夏を過ごす老姉妹のサラとリビー

リビーは自分の秘めた思いをサラに伝えようとする

サラとリビーの老姉妹は、夏が訪れるたびに小さな島にあるサラの別荘にやって来る。彼女たちは、8月になると近くの入江に来る鯨を見ることが、幼少時からの楽しみだった。しかしリビーは今、病で目が不自由になっている。性格もわがままになり、言葉にはとげを持つようになっていたが、リビー本人は何よりもサラが去ってひとりぼっちになることを恐れていた。やがてリビーは、自分の思いをサラに届けようと、その方法を考えだす。(WOWOWプラスストーリーより抜粋)

親が亡くなり、連れ合いが亡くなりというように人生の終わりはひとりぼっちになる人が多い。そういう心細さは誰にでも訪れる。その時をどう過ごすべきか考えなければならない。この老姉妹の場合は鯨を見るために岬へ出て、仲良く海を眺めた。WOWOWプラス


共通テーマ:映画

2021.8.5(木)感染しない自信があるひとは自粛なんかしない

DSC00971.JPG

新聞に医師が持つコロナ感染症のイメージが掲載されていた

感染しないと考えるひとが多すぎて、感染したときのことを

考えていないため、感染拡大のピークは

このことが共有されるまで待つしかない

いたずらに騒いでも感染の拡大は解決しない。病床が逼迫していると考えるか、数には限りがあると考えるか。

朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べる。今日も室温は朝から28℃。エアコンは毎日稼働している。新聞を読んでから読書をした。オリンピックは午前に陸上競技があり陸上男子リレーだけを観戦した。3着で決勝進出した。

DSC00472.JPGmone.jpgsinbun.png

edanoie.jpghasiri.jpg

細君はアルバイトへチャリで出かけた。空手・女子の形・予選と準決勝を観戦した。決勝に進んだ。昼食は保存食を食べた。空手の組手とボクシング、女子高飛び込みを観戦していたら細君は14時過ぎに帰宅した。ボクシングは銅メダルだった。

karatekata.jpegDSC00958.JPGkaratekumite.jpegbokusingu.jpgtobikomi.jpg

競歩を観て、空手決勝の女子・形を観戦した。競歩は銀と銅メダル。空手は銀メダル。スポーツクライミングを観戦したり、レスリング女子を観戦したり、卓球女子団体を観戦したりしているといい時間になってしまう。晩酌しながらオリンピックを観戦し、ホッケの焼き魚で夕食を食べ、デザートはぶどう。

kiyouho.jpegsupokura.pngresuri.jpgtakiyu.jpg

DSC00969.JPGDSC00124.JPGCIMG5436.JPG

今日もオリンピック観戦で過ごした。風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。8/4時点の実行再生産数は1.62で地元の感染者は60名。全員軽症。全国のワクチン接種は1回目が45%、2回目が32%。なにごとも時が経てば解決する。その間は感染しないことだ。

CIMG1042.JPGばす.jpgburogu.png


共通テーマ:日記・雑感

読書を楽しむ「小林エリカ 最後の挨拶」

DSC00961.JPG

ホームズの翻訳者だった父が倒れ

四姉妹の末っ子は家族の歴史をたどりなおす

百年前のロンドンから戦争と震災をへて現在まで

家族のファミリー・ストーリーとホームズの物語

父は1929年雪の降った3月に青森県の一軒家で生まれた。父の家は代々医者の家だった。同じ頃、イギリスのサセックス州ではシャーロック・ホームズ物語を書き終えた70歳のコナン・ドイルが心臓発作を起こし、翌年亡くなった。父は1936年の7歳の時に満州のハルピンに移り住んだ。父の祖父は実家が愛知県にあったが勤務地を医者として転々としていた。弘前の陸軍病院に勤務し、ハルピンに軍医として赴任した。父は満州で病気になり祖母と1938年に日本の祖父の実家の近くへ引き揚げた。祖父が日本に戻り金沢の陸軍病院勤務になり一家は金沢へ移り住んだ。そこで学徒動員で飛行機のエンジン部品を造った。本土空襲がはじまったときに旧制第四高等学校に合格して英語とドイツ語が必修の外国語だった。1945年の夏、日本は敗戦した。16歳の父は本を購入し、英文タイプライターを手に入れ、占領軍のためにタイプする仕事についた。四高のときにエスペラント語を学び始めた。1959年30歳の時に結婚した。父は妻を連れて客船でアメリカへ向かい、ピッツバーグ大学の研究所に勤務した。そこで長女モモが生まれた。3年半のアメリカ滞在を終え父は帰国した。一家は東京の練馬にアパートを借り、父は新宿の病院に勤務したが家を留守にすることが多かった。アジサイが生まれ、次にユズが生まれた。そして、ある日妻が荷物と一緒に消え、ふたりは離婚した。父は8年後、銀行員の女と再婚した。きっかけは彼女がエスペラン語の本を持っていたからだった。そして四女のリブロが生まれる。父はリブロが生まれてから30年の時が経ったときに家で嘔吐を繰り返し洗面器を抱えたまま二階の部屋で意識を失い救急車で大学病院へ運ばれた。そして、4姉妹も若草姉妹から枯草姉妹になっていった。

人生というのは、人間の頭で考えつく、いかなるものよりも、はるかにふしぎなもの。ステイホームで熱中症も回避できるし、本でも読んで他所の家庭の暮らしを覗いてみるのもいいものだ。学ぶことはある。


共通テーマ: