2023年3月23日(木)統一地方選が告示された
今日、統一地方選が告示された
神奈川でも知事選が行われる
WBCの後では大きな話題にならない。当事者だけが一喜一憂するだけで県民の関心もイマイチのような気がする。
朝から雨が降っている。洗濯物は部屋干しになるので細君が乾燥機で担当する。連日忙しく動いていたが今日は休める。朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べる。細君は退院して時間が経つと抗がん剤が体から抜けるので元気になってくる。
高校野球は中止で新聞を読んでから読書で過ごした。
昼食は近所のパン屋でサンドパンを購入した。
午後は昼寝をしてから読書をしながら大相撲中継を聴きながら過ごした。
相撲は2敗でふたりが並んだ。点眼して、晩酌して、夕食は焼き肉を食べた。
転寝しながら過ごし、22時過ぎに風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。外は雨が強く降ってきた。3/22時点の地元の感染者は5名。3/23時点の実効再生産数は0.94。明日は孫の小学校の卒業式。
読書を楽しむ「竹本健治 しあわせな死の桜」
ボクたち中学生の住む市では
3ケ月前から15人も
ひとが蒸発している
消えた人たちの間に
つながりはなかった
ボクとゴーちゃんと渡くんの3人は<ハンサム探偵団>を結成し事件の話をしていた。行動力と情報収集力のある渡くんが現場周辺からある共通するものを見つけた。それは桜の花びらだった。ボクは最近友達になったと思っているユズキに学校の屋上で声をかけた。彼は右手の中指と親指を輪にして指パッチンしていた。彼は「いちばんしあわせな死に方を考えたことは?」と聞いてきた。
2週間が過ぎて、世は桜の季節になった。あの後、蒸発事件は2件しか起きなかった。人々は花見へと繰り出した。公園では半数が狂ったようなおかしな踊りを踊っていた。舞い散る花びらの量もどんどん増えてきた。その勢いは花吹雪となった。ボクはユズキを見つけた。ユズキはぽつりとつぶやいた。「どんな死に方が人にとっていちばんしあわせなのか、ボクがずっと考えてたんだ」。「どうしてそんなことを考えるの?」と聞いた。ユズキは「ボクはもともと普通じゃないんだ」と言い、指パッチンをしたら、踊る人影のひとつがガサッと崩れ落ち、花吹雪となって舞い散った。
桜の季節にふさわしい題名の本を図書館で借りて読んだが物語を理解するのが難しい内容だった。桜の季節に死ぬなら無数の花びらになって死にたいということがしあわせなようなことらしい。