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ケーブルTVで映画を楽しむ「信長協奏曲」

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織田信長が実は現代から
タイムスリップした高校生だったら?
歴史音痴の高校生・サブローが、タイムスリップ
したのは、戦国の世!
そこで出会ったのは、自分と同じ顔をした織田信長!?
裏切り、陰謀、暗殺が渦巻く戦国時代。
はじめは逃げ腰だったサブローだが、妻・帰蝶や家臣たちとの交流を通じて平和な時代を築きたいという思いが彼の中に芽生えていく。そんな中、帰蝶、家臣、池田恒興、羽柴秀吉は、サブローが本物の信長と入れ替わっていて、サブロー信長に仕える明智光秀こそが本物の信長であることを知り動揺する。一方、家臣や友を戦で亡くし悲しみに暮れるサブローは、信長であることをやめ城を出ようとするが、そこには恒興の姿が、本物の信長でなくても、サブローと共に平和な世を作りたいと願う仲間たちと共にサブローは再び信長として天下統一を目指すことを決意するのだった。果たしてサブローは織田信長の歴史を変え、彼の望む平和な国を築くことができるのか!?
(チラシより抜粋)
歴史を知っているとこのサブローという男は本能寺の変までは生きているだろうと予想できるが秀吉が光秀を倒したときのポジションが不明で最後まで観た。そして、納得した。歴史という物は、見方を変えるとそれはそれでおもしろい。チャンネルNECO


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2021.6.22(火)Here We Go 始めるぞ

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オリンピック大会まで31日

立ち止まっていては物事は解決しない。はじめることが大事だ。この状況でどう7月8月9月を過ごしていくのか?緊急事態宣言がないまま過ごせたら最高。そのためにはワクチン接種をして行動することが一番理解を得られる。

朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べる。新聞を読んでから旅行会社へ持参する行程表作成した。ワクチン接種で観光業も飲食業も動き出した。秋にはかなりの日本人が動き出す。予約は先手必勝。

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秋の金沢と能登は混雑しそうだ。細君はアルバイトへ出かけた。昼食は知り合いとランチしてくると言った。認知症のマンガで過ごした。認知症は学んでおくべき病の一つで患者の気持ちに寄り添うことが大事だが世間一般的には真逆なことを勘違いしてしているとマンガに書いてあった。このマンガに登場する家族と教授は身内に認知症患者を抱えていたのでかなりリアルにそういうことだったのかと理解できる。

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ケーブルTVでインド版のミッション・イン・ポッシブルを観ながら昼食を食べた。

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映画の後は、洗濯物を取り込んでから昼寝をした。目覚めたら細君が帰宅していた。

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晩酌して、かつおとヒラマサの刺身で夕食を食べた。

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TVを観ながら過し、21時から映画を観て、風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。6/21時点の実行再生産数は0.86で地元の感染者は0名だった。

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読書を楽しむ「夏川草介 始まりの木」

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国立東々大学の偏屈な民俗学研究室の准教授・古屋神寺郎と

学生・藤崎千佳がはじめて出会ったのは文学部2年の夏だった

古屋の講義を聴いて民俗学の世界に足を踏み入れる最初の一歩になった

そして、足の悪い教授の荷物持ちとして全国を旅することになった

9月の弘前。津軽の豪商・津島家の屋敷を訪問し、二曲一双の屏風に描かれた古い町の景色を眺めながら巨木の存在を知り、それが市に祀られる市神としていた風習だと学ぶ。縄文文化の中に巨木信仰があった。ふたりは岩木山の南麓にある嶽温泉にある「嶽の宿」に宿泊した。ここは古屋の亡くなった妻の実家だった。日本人にとって、森や海は恵の宝庫であり、生活の場だった。そしてそれらがそのまま神の姿になった。

11月の京都。岩倉の土方鍼灸院を古屋の足の治療のために訪問した。鍼師は古屋の中学からの幼馴染だった。実相院の床もみじを堪能して午後は学会の講演会に出席することになっていた。比叡山電車岩倉駅前で松葉杖を抱えた血の気のないやせた画材道具を持参した青年に出会い鞍馬まで同行することになった。青年は鞍馬の手前の無人駅で下車しポストカードをふたりにプレゼントした。鞍馬の駅でプレゼントされたポストカードを眺めていると初老の男女に声をかけられカードをどこで手に入れたかと尋ねられた。電車の中で一緒になった人から貰ったと言ったら、息子がつくったカードだと言われ、息子は1年前に亡くなったと教えられる。生きている間に行きたい場所があって、しかしたどり着けずにその人間が死んだ時、最初の命日に一度だけそこを訪れることができるという不思議な話を古屋が話した。

1月の長野。古屋は信州大学教育学部の特別講義に出かけた。講義で古屋は民俗学は就職の役には立たないが、人生の岐路に立った時、その判断を助ける材料を提供してくれると教えた。講義は永倉助教授の依頼で行われたが実は氏神研究会の記録を永倉教授に依頼していて見つかったと連絡があったためだった。ふたりはその持ち主が住んでいる松本へ出かけ氏神研究会の記録簿を手にすることができた。過って柳田國男が浅間温泉で地元の有識者と氏神研究会を発足させていた。道祖神の位置やその規模が詳細に記録されていた。道祖神の位置から何を確かめようとしていたのか。ふたりは伊那谷の大柊を見に行った。それは500年間、農家の一族を守り続けてきた氏神の木だった。土地の人々のそばに寄り添い見守るだけの存在を日本人は神と見ていた。民俗学にとって、大柊は最後の神の木と言われているが古屋は始まりの木だと言った。

偏屈で優秀な民俗学者・古屋は北から南へ足が悪いことをものともせず日本国中にフィールドワークへ出かける。フィールドワークを通して、“現代日本人の失ったもの"を藤崎に問いかけてゆく。心を照らす灯台が神だった。木と森と、空と大地と、ヒトの心の物語は全部で5話。続きは本を読んでのお楽しみ。


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