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ケーブルTVで映画を楽しむ「TENETテネット」

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未来では”時間の逆行”と呼ばれる装置が開発され

人や物が過去へと移動できるようになっていた

未来に存在する人間が過去を上書きしようとした

ウクライナのキエフのオペラハウスでテロ事件が発生し、観客はガスで眠らされ、CIAの特殊部隊員「名もなき男」がテロの鎮圧作戦に参加していた。男はそこで仲間を守り、テロは偽装だと気づいたときにテロリストに捕まり貨車の線路上で尋問され、自らの命を断とうと自殺ピルを口にした。しかし中身は鎮静剤にすり替えられていて、男は船の上で目を覚ます。そこで、フェイという男から男は「TENET(テネット)」という言葉を与えられ、正体も目的も明かされず、未来からやって来た敵と戦い、第三次世界大戦を防ぐミッションを命じられる。突然巨大な任務に巻き込まれた名もなき男。彼は任務を遂行できるのか?

未来に存在する武器商人が不治の病になり世界を一瞬にして消滅させてしまおうと考えた。その消滅を過去の世界でやろうとした。インドのムンバイには逆行する拳銃の弾を売った男シンと妻のプリヤがいた。そこでロシアの武器商人セイターの名を知る。セイターに会うためにセイターの妻キャットに近づいて、名も無き男はセイターと話すことができた。プルトニウムの強奪話を持ち掛け実行するが、奪った中身はプルトニウムではなくアルゴリズムだった。アルゴリズムがあれば、より多くの物体を逆行させ、地球のすべての生物が一瞬で消すことができる。そのアルゴリズムをセイターに奪われソ連の秘密都市に隠したことを突き止める。

文字が中央になる回文「SATOR AREOP TENET OPERA ROTAS」はキーワードで名も無き男は意外とワルだ。ムービープラス


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2022年9月18日(日)ネガティブ・ケイパビリティ

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いつどんなことが起きるかわからない時代

どうにも対処しようのない事態に耐える能力を

学ばなけらばならない

ロシアのウクライナ侵攻も、知床の観光船の事故も、幼稚園児のマイクロバス内での熱中症による死亡も、事前に対処できることではなかった。こういうことがいつ起きてもおかしくない時代に生きている。当事者にはなりたくないと誰もが思うが相手があることでもあり思い通りには行かない。そういう意味でそういう事態になったときに耐える能力を学ぶ必要がある。

台風の影響で朝から雨が降っている。トイレに起きて、洗顔して、点眼して、血圧を測り、落語を聴きながら細君と朝食を食べる。新聞を読んでから雨が上がった時間に買い物に出た。

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家に戻り数独と新聞に掲載されたクイズで午前を過ごした。点眼して、昼食はそばめしを食べた。

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午後は大相撲をTV観戦した。

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紅茶とラスクでお茶した。18時からNHK大河を観てから点眼して夕食を食べた。

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iPadで映画を観ながら過ごし、風呂に入り、点眼して、血圧を測り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。9/17時点の実効再生産数は0.93で地元の感染者は113名。

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明日は眼科医院へ8時半までに行って手術前検査が行われる。


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読書を楽しむ「久坂部 羊 人はどう死ぬのか」

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健康寿命に到達する前に読む本だと思う

元気だとしても老化現象は体の中で起きている

病院に行くことがなければ検査も受けないないので

死が突然起きてもおかしくないが

本人は気づかない

そういうひとはいざ死ぬような病名を宣告されると

本人も家族もあたふたする

そして延命治療が必要だと身内は叫ぶが

本人にとってとてもつらいことになる

そのことを誰も知らない

そういうことが書いてあった

外科医が書いた「死に関する教科書」一度は手にして読んでみてもおかしくはない。死には3つの種類があり、生き物としての死と手続き上の死と法律上の死がある。手続き上の死は死亡診断書が書かれ医師が死亡を確信したことで認められる死をいう。法律上の死とは脳死のこと。延命治療については治る病気を治せるならいいけど、治らない病気を無理やり治そうとすると悲惨な状況になると書いてある。高齢になって自宅にいれば亡くなる可能性がある患者が、病院で治療を受ければ延命治療を行い、結果として助からない場合は悲惨な状況になる可能性が低くないと書いています。病気を治りたいと考えている患者は治療にこだわるが副作用で苦しんだり、体力を落としたりして、せっかくの人生の残りを時間を有意義に過ごせていない。治ることを諦めている患者は自宅で自由気ままに時間を過ごし、徐々に寝たきりになり、意識を失い昏睡状態になりますが穏やかに逝ける。在宅での看取りの失敗例も記載されています。最後を迎えることを受け入れ、医療行為をしないことを当人が受け入れれば死の直前に点滴をしたり、酸素マスクをしたりする必要もなくいろいろなことが当人の負担にならないので家族も静かに見送ることができる。人を看取った経験が少ないと心の準備ができていないため静かに看取ることは難しい。作者の父親は糖尿病だったが一切の食事制限はせず、前立せんがんも見つかったが治療を断り自らの死を受け入れる気持ちになりこのことを家族も受け入れ、苦痛だけは取り除く用意をして、家族は当人の最後を待っていたと書いてあります。死の恐怖を免れる方法として、死のことを考えないこととできるだけリアルに死を意識して、死の恐怖に慣れること。がんで死ぬときに大事なことは無理に治ろうとしないこと。死に関しては死に向かってそのまま受け入れるのが一番だと作者は考えている。上手な最期を知りたい人は下手な最期を考えればいいと書いてあります。下手な最期とは死ぬに死ねない状態で医療で命を引き延ばされること。点滴やチューブでベッドに縛り付けられ、人工呼吸器をつけて最後を迎えたくない人は病院へ行かなければいい。家族は患者を病院に連れて行くときには助かる可能性もあるが、悲惨な延命治療を避けられない可能性があることを心得て置かなけらばならない。いざという時に慌てないためには心の準備をしておかなければならない。高齢の親を持つひとは読んでおいた方がいいかも。







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