SSブログ

ケーブルTVで映画を楽しむ「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」

ietuma.jpg                                   結婚3年目の夫婦のお話                                               穏やかで平和な日々が続くと信じていた                                              サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を流して倒れていた!動転するじゅんだが、「ククク・・・・・」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。                                  それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われ、ある時は銃で撃たれ、またある時は頭を矢で射抜かれ・・・次第にエスカレートしてゆく”死んだふり”。最初は呆れるだけのじゅんだったが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのかー。ちえの謎の行動には、”秘密”があった。(公式サイト ストーリーより抜粋)

夫は「なんでこんなことするの」と詰め寄るが妻は答えないこの夫婦、そもそもの馴れ初めは夫が静岡に出張に行った時に1時間に1本しかないバスに乗り遅れ、追いかけたが追いつかず、へたばったところの前に寿司屋があり妻はそこの一人娘だった。母親を早くに亡くしていた。妻は自分より先に夫に死なないでと言っていた。ユニークな物語は死んだふりをする理由も明かさず観客の判断に任せている。これは夫婦の物語であるから答えなどないのかも知れない。チャンネルNECO


共通テーマ:映画

2021.4.22(木)小さな幸せ

DSC00354.JPG

細君の誕生日プレゼントが1日前に届いた

冷凍保存された生ケーキと紅茶だった

コロナ過であっても小さな幸せを感じる

初夏の気温を感じる。今日は午前中にプレゼントが届くと息子ふたりにメールで連絡を受けていたので散歩を中止した。朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べる。新聞を読んでから半沢直樹の新作を読む。

DSC00472.JPGotiyoyan.jpgsinbun.png

赤字続きの出版社の担保なし融資を担当した半沢と出版社の売却を画策する上司たち。

arurukan.jpg

第一章を読んでからレンタルDVDを観て宅急便が来るのを待った。細君はアルバイトへ出た。

DSC00356.JPGkitagawa.jpg

安楽死殺人の犯人ドクター・デスを追う刑事ふたり。11時と12時近くにプレゼントが届いた。

DSC00359.JPGDSC00358.JPG

細君が買い物をして帰宅した。かつ丼を買ってきた。昼食として食べた。

DSC00269.JPG

午後も半沢直樹を読みながら過ごした。細君は知り合いに呼ばれて化粧品の買い物へ出かけた。晩酌の時間まで読んで完読した。細君は15時半頃帰宅した。晩酌して、タラスパを食べ、アメリカ産のグレープフルーツに似た果物を食べ、TVを観ながら過ごし、21時からケーブルTVで映画を観て、風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。

DSC00357.JPGtarasupa.jpgDSC00352.JPG

ietuma.jpgCIMG1042.JPGばす.jpgburogu.png

4/21時点の実行再生産数は1.22で依然悪い状態で、地元の感染者も7名。4/19より地元では85歳以上の人に接種券の送付が始まった。


共通テーマ:日記・雑感

読書を楽しむ「フィリップ・ロス グッドバイ・コロンバス」

DSC00345.JPG

1950年代、後半のアメリカ

初めて会った時、ブレンダはニールに眼鏡を持っていてほしいと頼んだ

ニュージャージー州の高級住宅街に住むブレンダはボストンの名門ラドクリフ大学の学生で夏休みで実家に帰省していた。スポーツクラブのプールでブレンダはニールに眼鏡をもっていてほしいと頼んだ。彼女は飛び込み板の先端から飛び込みをした。彼女は眼鏡をありがとうと言って受け取って立ち去った。ニールは地元大学を出て図書館員をしていた。いとこからブレンダのことを聞いて彼女に電話を入れた。ブレンダがテニスの後で会うと言った。ふたりのデートが始まった。ふたりがプールで過ごしているときにブレンダの兄ロンを紹介された。ニールはブレンダの家のディナーに招待され、両親や妹と対面した。二人でテレビの部屋のソファに座って、家族が寝たみたいとブレンダが言い、その夜遅くはじめてふたりは愛を交わした。ブレンダとは毎晩会いテレビ画面の前で愛し合った。ブレンダはニールの両親のことや図書館の仕事について質問したりした。こうして夏は過ぎていった。ニールは毎晩ブレンダと会って、二人で泳ぎに行き、散歩し、車で遠くの山に出かけたりした。8月の終わりに一週間ブレンダの家で過ごすことになった。ロンはグッドバイ・コロンバスという音楽を聴いてから寝ていた。ブレンダの家で過ごす最後の日にもう一週間過ごしてもよくなったと伝えられた。一週間後にロンが結婚式を挙げることになり、その翌日ブレンダは学校へ戻り、ニールは仕事に戻ることになった。ある時、ニールはブレンダにお願いをした。「ペッサリー(女性用避妊具)を買って、医者へ行ってつけてほしい」と。このことでふたりは喧嘩をした。ロンの結婚式の3日前にブレンダは医者へ行った。ロンの結婚式の翌日ニールはブレンダを車で駅まで送った。

秋になりブレンダから手紙が来てユダヤ教の祝日に戻ると書いてあった。手紙が届いた2日後にブレンダから電話があり帰れなくなったと言った。ニールはボストン行きの列車に乗った。ホテルに部屋をとり、ブレンダが母がペッサリーを見つけたと話した。母から手紙が来てブレンダの夏服を片付けていたときにあるものを見つけた。ふたりがああしたことに及ぶなんて理解できないという内容だった。この後、ニールはペッサリーをなぜ家に置いてきたのかとブレンダを責めた。ふたりは口論してニールは部屋を出た。

今の時代ではできちゃった婚もあり、男女の恋愛関係について世間の理解も得られるが、その時代のことを考えれば、ああいうことをするのは男が悪く、あるべき女性の姿ではないということになる。かくも人生は難しいことばかり。


共通テーマ: