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ケーブルTVで映画を楽しむ「シングルマン」

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人生のすべてがつまったたった1日の物語

死を決意した大学教授の“最期の1日”

1962年のロサンゼルス。16年間も共に暮らした同性愛の恋人ジムを交通事故で失ってから8カ月、大学教授ジョージは悲しみに耐えかねて自殺を決意する。人生最期の日を迎えたジョージはいつも通りの朝を淡々と過ごすが、隣家の家族団欒やキャンパスの学生たちの語らいなど、普段から見慣れた風景が鮮やかに輝いて見えることに気づく。人生の喜びを少しずつ静かに思い出していくジョージの元に、彼を慕う教え子ケニーが近づく。(ザ・シネマストーリーより抜粋)

愛する者を失いピストル自殺を企てる大学教授。その教授に「あなたが心配だ」と言って近づく学生。ふたりは教授の家で過ごすが・・・・・・。人生はなるようにしかならないし運命は突然やってくる。なんとも悲しい。ザ・シネマ


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2021.9.27(月)一切皆苦(いっさいかいく)

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生れてから死ぬまで苦しみ悩むのが人間という意味がある

新型コロナウイルスで世界中のひとが苦しんでいるが

日本ではようやく非常事態宣言等が解除される

人類共通の悩みがコロナウイルスであっても

ひとそれぞれにはまた別の悩みや苦しみがある

それでも前を向いて生きなければならない

朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べる。新聞を読んでから、空模様が怪しいので散歩をやめて、法務局の登記手続きを学ぶ。

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細君は10時前にアルバイトへ出かけた。レンタルDVDで映画を観た。韓国からアメリカへ移住した家族の奮闘物語。

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12時過ぎに細君から電話がありスーパーで待ち合わせをして買物をして帰宅した。昼食はかつ丼を食べた。

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細君はサスペンスドラマで過ごし、わたしは読書。15時過ぎに宮城の酒屋から注文していた日本酒が4本届いた。

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緊急事態宣言が解除されるニュースを観て、晩酌して、シラス丼と豚汁で夕食を食べた。家族に乾杯を観ながら転寝してから風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。

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9/26時点の実行再生産数は0.60で地元の感染者は6名でうち1名50代男性が中等症。

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読書を楽しむ「長岡弘樹 巨鳥の影」

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刑事の田所は先輩刑事の桐村と車に乗車中に

「ピュイー、ププビュイー、ピポポビュイー」と

空の方で妙な鳴き声を聞いた

ふたりの刑事は缶詰工場の事務所から約300万円の金が盗まれたのを捜査していた。ガソリンスタンドに給油のために立ち寄った桐村は出てきた外国人のスタッフ・ハビエルに声をかけてトイレを借りた。田所はハビエルに職務質問をした。彼はスペイン人でワーキング・ホリデーで日本に来ていた。田所はエルナンド・アロンソを捜していると告げたら缶詰工場でアルバイトをしている友人だと答えた。居場所を聞いたら缶詰工場のグラウンドでサッカーをしていると教えられた。二人の刑事は車でグラウンドへ向かっていた時に空の方で妙な鳴き声を聞いた。田所はペットショップで働いている和佳と1年後に結婚することになっていた。桐村は趣味が賭け事で署内に知らないものはいなかった。競馬で借金をしているのは有名な話だった。

エルナンドの逮捕の決め手は事務所内に落ちていた指紋の付着したドライバーだった。ふたりのスペイン人はカナリア諸島のラ・ゴメラという島が故郷でハビエルが地主の息子でエルナンドが小作人の倅だった。

1年後、田所は和佳と新婚旅行でカナリア諸島に出かけた。島の女性に観光客向けの料理店を教えてもらった。その後、バスに乗り田所は空の方で妙な鳴き声を聞いたが鳥の影を見ることは出来なかった。料理店でパエリアを注文したらパプリカを使って日本語で「けっこんおめでとう」と文字が作ってあった。田所は自分たちが結婚したことを店に伝えていないのになぜ知っているのだろうと疑問に感じた。和佳がこの島では通信手段として口笛言語が使われているんだと教えてくれた。田所は1年前の缶詰工場の窃盗事件でエルナンドがぺらぺらと自供できたのはハビエルが口笛言語を使い誘導したのではないかという光景が見えたような気がした。

鳥の鳴き声をまねた口笛言語に騙された。なんともうまいお話でした。


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